ミャンマー人の年末ホームパーティー

去年の年末は、30日に2つのホームパーティーに誘われました。どちらもミャンマー人のお宅です。
ホームパーティーといっても友人たちが寄り集まって、ゴハンを食べるという、日本でいうホームパーティーとはやや趣を異にしおり、ミャンマーコミュニティー独特の集まりであります。

昼間はサルさんの友人宅へ。昔作りの日本家屋で、古いけれども広い庭のついた、穏やかで落ち着くおうち。
家につくと、そこのうちのだんなさんと別の友達が、庭木の剪定をしていました。
このままでは日が暮れるまでに終わらなさそうだったので、私とサルさん、そこの家のお母さんと娘も手伝い始めて。
奥さん(サルさんの友達)と女友達は、中で料理などを作っていました。
庭仕事をするとは思わなかったけど、楽しい労働。おなかがすいててゴハンがおいしかったー!ミャンマー料理もいただきました。

一旦家に帰って、夜また別のホームパーティーへ。
今度は私の家庭教師先のおうち。
そこの仲良し家族(父母娘2人)と古くからのお友達とで、ワイワイガヤガヤ、飲んだり食べたり、夜遅くまで楽しく騒いだのでした。

そして翌31日夜は私の実家へいく予定でした。
と、サルさんのまた別の友達から電話。
「今みんなで家に集まって、格闘番組観ているから奥さんと来ないか」というもの。
サルさんは仕方なく、ヤッカマ・エィン(義父母の家)へいくと言って断っていました。


そこで私はふと、この数日気になっていたことを思い出し、サルさんにたずねました。
「ねえねえ、日本人なら年末年始の冬休みといったら、だいたいは1日か2日の正月明けにホームパーティーをするものだけどさ。
ほら、だんなさんが日本人のCさんとこは、ホームパーティーを2日にやるっていうじゃない。あれはだんなさんの意向だよね。」
「え?」
「日本人はさぁ、お正月までに掃除やら用事やらを片付けちゃおうとして、年末中は大忙しじゃない?せいぜい最近は大晦日にカウントダウンなんかやるようになったけどさ、普通、年末といえば忙しいもので、よその人を呼んだり、ましてやパーティーなんかはしないものだよ。でもミャンマー人は年末にパーティーをしようとするじゃない?カウントダウンするわけでもなくさ。それって、年末年始の意識が日本人とミャンマー人とで違うからかな。ねえ、どうなの?」
と聞くと、
「アンタ、…バカじゃないのっ?」
と、あきれ顔のサルさんが言いました。
「へっ?」
「俺たち日本に住んでるミャンマー人は、だいたいは休みは少ないだよ。31日と1日ぐらいしか、ちょっとしか休みないよ。」
「じゃあ、年明けの1日にするとか…」
「ミャンマー人はその日はみんな鎌倉いくでしょー!?」
そう、ミャンマー人は行くとなったら時期を問わず年中、鎌倉大仏詣でに行くのだが、正月はとくに多くの人たちが参拝をする。
「そっかぁ、じゃーせめて2日とかさ」
「だからー、お休みだってみんなバラバラだよ。2日だけの人もいるし。みんな集まるといったら31日とか1日でしょう!」
そうか。
そういえば、日本で正月から店が開くようになってきたのは、いったいいつ頃からだろうか。
買出しをそれほど一生懸命しなくても、どこかの店が開いている。飲食店も例外ではない。
飲食店で働く人が多いミャンマー人たちは、私よりもその風潮を直に受けているのではないだろうか。

「しかし、アンタねーっ、何年ミャンマー人とつきあってるの?」
「はあ……。そうはいっても、そこまではわかんなかったよ。」
「ハーーッ!アンタはねぇ〜〜〜……まったく……」
と、すっかり呆れられてしまいましたとさ。


この年末、いそいそとお飾りや鏡餅をすえつけていた私。関心のないサルさんを尻目に。
まだまだ私はどうしたって日本人、なのらしい。
16:31 | ミャンマーミャンマーミャンマー | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
090108 | top | 090107

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