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ミャンマーの恐い話とは

夏だし…

ミャンマーの怖い話にはどんなものがあるだろう、
と、さっそく周りのミャンマー人に聞いてみたが、…どうも、いつにも増して、
想定通りの答えが返ってこない。

返ってくる答えは、
「たくさんあるよ!」とか
「そういう話はないよ!」とか、
「うその話ばっかり、ミャンマー人はそういうの大好き」とか
「本当の話もあるよ」とか…。

果ては「仏教ではね、死んだ人の魂は…」と講話が始まったり、
「飛行機に乗ったら法外で理不尽な金を要求された」といった、
怖さのジャンルが違う話もありといった具合で、
日本語力に関係なくそんな答えばかりなのである。

私が聞きたかったのは、小泉八雲の「怪談」にあるような話や、
番長皿屋敷や四谷怪談、鍋島の化け猫のような類の話だったのだけど…
一つもそんな話がないのか?まさかぁ…

なので、とくにミャンマー人に知遇の多い人にきいてみてもらったが
それでも聞かされたのは、「本当にあった怖い話」という本に掲載されていたり
夏にタレントが語っていそうな、実体験か、それに噂の尾ひれをつけたような話だった。

ミャンマーには、ストーリー性のある怪談がないのだろう。
いやむしろ、耳なし芳一やのっぺらぼう、番町皿屋敷といった話が
これだけまとまっているほうが珍しいのだろうか?だとしたら、
小泉八雲が日本の伝承話に興味をそそられたのも無理はないかなあ。

といっても、ミャンマーに民間伝承の話がないわけではない、
笑い話やことわざの話などはたくさんあるのである。
とすると、これは国民性の違いか何かか?

などと思っていたら、しばらくのち、ある人から、
ミャンマー人から聞いたという怪談をいくつか聞いた。
それは、飲み残しの牛乳を飲んだり、人を脅かしたり死に至らしめたりするもののけの話。
なんだ、ミャンマーにもこの手の怪談があるじゃないの。妖怪もいるし。

しかしそういえば、この間恐い話の聞き込みを
日本語教室の初級クラスでしていた時、
女生徒さんが一人、私の話の中で分らない言葉が出てくるたびに、
もっと日本語ができるクラスメイトに
「ハナシ」って何?とか、「コワイ」って何?などと
訳してもらっていました。

それから私はみんなに「むじな」を話して聞かせたのだけど、
それを聞いたその女生徒さんが、何かに気付いたかのように
「アンオーゼヤカゥンデ」って何?とクラスメイトに尋ねていました。
「アンオーゼヤカゥンデ」は「驚く」という意味です。

つまり、「むじな」のような話は「怖い、恐ろしい」というより
「驚くべき」というとらえ方をするのか、とこちらも気付いた次第。
そうだよね、「怪談」だって、「怪しいおかしな話」であって
「恐い話、幽霊の話」とではありませんからね…

また、違う言語においては、言葉一つでも
広い意味の幅は同一ではないとは思うので、
突っ込んで調べたらもっと解釈の違いが出て来て面白いかもしれない。
どなたか研究してみてください。

私もはじめから「驚くような話はあるか」ときいたら、
小泉八雲のような話がでてきたのかも?と思います。
同じく、「むじな」の話をミャンマー人にした人に聞いたら、
「そう言われればみんなの反応は、怖さよりも
展開の意外性に驚いたようだった」とのことでした。

逆に、ミャンマー人から「日本の恐い話はどんなものがありますか」と聞かれて、
それが小泉八雲の怪談のような類ではない、
実際にあった(かもしれない)幽霊譚だとしたら、
私が聞き込みをした人たちと同じように、困惑して、
「ある」とか「ない」とか言うかもしれない。
そして稲川淳二と青山墓地が真っ先に思い浮かぶだろうな。

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テーマ : ミャンマー - ジャンル : 海外情報

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