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第6講 名前だけではさびしいわ ~ 敬称・呼称

他の多くの言語と同じく、日本語にも敬称があります。ミャンマー語でいうなら「マ」や「コー」といったもので、日本語には「さん」や「さま」などがあります。
どちらもその人の名前につけて、丁寧に呼ぶときに使うものですよね。

また、日本語の敬称には、丁寧さをあらわすだけではなく親しみを表すときに使うものもあるのです。それらを「呼称」といいます。今回は、色々な敬称や呼称を紹介していきます。

まず先ほどあげた「さん」ですが、これはよく使いますよね。それから「さま」ですが、これは相手に対して尊敬をこめて使うもの。これをふざけて使うと、場合によっては逆にバカにすることにもなりますのでご注意を。

「ちゃん」と「くん」はどちらも子どもに使うもので、「ちゃん」は主に女の子、「くん」は男の子だけに使います。ですが、大人になっても仲のいい友達に使うことができますし、仕事場でも上司が部下に「くん」をつけてよぶことができます。また、マスコミや芸能など自由な雰囲気のある場所では大人の男性同士でも「ちゃん」をつけて呼び合うこともありますが、親しくなければ使うのは難しいでしょう。
また、「ちゃん」をもっとかわいらしく幼くしたもので、「たん」「ちん」もあります。
これはめったに使いません。子どもや、ペットなどに使いますが、それ以外に対してはごく仲のいい友達のあだ名となってしまっている場合で、大人同士で使うとすれば、付き合い出して間もないアツアツのカップル同士ぐらいでしょう。

これらと似たものとして「りん」があります。アイドルの小倉優子さんが「ゆうこりん」というニックネームでよばれていますね。これも、幼いかわいらしさを表現しているからなのです。

他に変わったものとしては、「っぺ」があります。こちらは少々田舎くさい雰囲気をあえて出して、冗談めかして使うのです。
「っち」も同様で、どちらも主にニックネームを作るのに使います。

今回は、一般的な敬称というよりは砕けた呼び方をご紹介しました。間違えると失礼なことになってしまいますが、友達同士でうまく使えばぐっと親しみがわきます。迷ったときは思い切って相手にどう読んだらいいか聞いてみるのもいいですね。

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テーマ : ことば - ジャンル : 学問・文化・芸術

第5講 ネット生まれの絵ことば ~ 顔文字

電子メールは活字だけで無機質。電話や手書きの手紙にあるような暖かみは感じられない、という人は多いです。確かにそうかもしれません。しかし、それを補うかのように「顔文字」というものが存在します。
みなさんもご覧になったことがあるかと思いますが、記号をつかって人の表情や動きを表し、電子メールの表現を豊かにする表記方法です。
最近ではこの顔文字もすっかり広まり、電子メールやインターネットの中のみならず、手書きの手紙や文書、一般書籍や映像にまで使われています。
 まずは顔文字の代表的なものを上げてみましょう。

【表情】
「ありがとう」「うれしい」「ごめんね」などの言葉にちょっとしたアクセントを加えて、より気持ちの深さを伝えます。また、言葉だけではこの細かい気持ちは表現しきれないな、違った意味に取られてしまうかもしれないな、といったときに、より正確なニュアンスを伝えたいときに使います。
(^-^) 笑い  (;_;) 泣き  (`へ´) 怒り

【動き】
ちょっとした落書きのようなイラストで、メールをユーモラスに味付けします。
p(^_^)q ガンバレ
m(_ _)m 土下座、お礼
(^_^)/~~~ バイバイ(ハンカチを振る)

さて、顔文字の作り方ですが、基本的にカッコ( )を顔の輪郭にします。それにひらがな・カタカナ・漢字・記号などあらゆる文字と記号を付け加えてアレンジします。
例えば、次の顔文字は顔の輪郭と目だけで表した笑顔に色々な文字を使った口を加えることで、多彩な表情を表現しています。

 (^0^) 数字の0
 (^v^) 英語小文字のv
 (^_^) アンダーバー。
 (^▽^) 下向き三角。日本語で「さんかく」と入力して漢字変換すると出ます。

最初はどんな文字・記号を使えばいいのかわからないでしょう。そんなときは携帯電話の漢字変換辞書の中に顔文字が入っているのでそれを使ってみましょう。例えば「うれしい」などと入力して変換すると、笑顔の顔文字が出てきます。
また、インターネットの中で気に入ったものがあったら、あらかじめコピーして単語登録しておくといいですよ。

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第4講 それ言っちゃダメ! ~ 放送禁止用語

 「放送禁止用語」というものを知っていますか。
Webサイトで調べてみると、「差別語、隠語、その他不快感を与えるとされる言葉として、大量伝達には好ましくないとマスコミ各社が自主規制している言葉のこと。各社で定義は異なる。放送コードと呼ばれるものの一つ。」となっています。
 これらの中にはもちろん下品なものや卑猥な表現も含まれているのですが、「差別語」と呼ばれるものも数多く含まれているのです。
 この差別語というのは、ある特定の人物や集団を劣ったものと見なし、差別し、侮辱するために作られた言葉です。
 差別の内容は、人種、性別、身体障害、出身地、出身国や職業などに関することです。 私的な場で、相手を侮辱したり差別したりするときに使われていた言葉が、被差別者により使用を止めることを要求され、放送及び出版業界では使用を禁止されるようになったのです。
 それではどんな言葉が「差別語」とされているのかみてみましょう。

【人種、国籍、身分に関すること】
アメ公(アメリカ人)、黒んぼ(黒人)

【身体に関すること】
いざり(足の不自由な人)、ロンパリ(斜視)

【職業、身分に関すること】
お巡り(警官)、えた(昔、平民以下の身分とされた人、カースト制でいうならスードラやアチュート)

【その他】
キチガイ(精神障害者)、イモ(田舎者)

 ただし、こうした言葉を取り除くことによって、行き過ぎた言論統制(別名「言葉狩り」)による正当な表現の自由を奪われることも危惧されています。それにこの「正当性」というのも、何が正しくて何が正しくないかの議論を呼ぶところです。また、こうした差別語を規制することで、実際に偏見や差別それ自体が全くなくなるわけではありません。
しかし、マスコミによる大勢の人達への「知識の無意識なインプット」によって、「『レッテル貼り』の侮辱」はだいぶ免れるのではないでしょうか。

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第3講 数字で話してみよう ~ 語呂合わせ

 みなさんは、「語呂合わせ」というものをご存知でしょうか。これは言葉遊びの一つで、ある言葉に、よく似た発音の文字をあてて、違う意味の言葉を作ったり表したりすることをいいます。
語呂合わせは江戸時代から親しまれてきたものですが、現在では主に数字の語呂合わせがよく使われています。

例えば39ならsankyu-=thank you=ありがとう という意味になります。4649ならyo ro shi ku=よろしく、15はichi go=いちご です。

これら数字の語呂合わせは、企業や店舗の電話番号などによく使われています。例えば、

アリコ(生命保険会社)の電話番号(iina-iina=いいないいな)
伊東のハトヤ(温泉旅館)4126(yoifuro=良い風呂)
アスクル(オフィス用品通信販売。注文から納品までの速さをうたっている)
 Fax881-881(hayai-hayai=速い速い)

これは歴史の勉強をするときにも使えます。
鎌倉幕府ができたのは1992年=iikuni=いい国作ろう鎌倉幕府)と覚えます。

また、他にもこんなものが。
富士山の高さは3776m(mi na na ro u=皆なろう)
つまり、みんな富士山のように大きくなろう、という意味。

さらに人の名前もこのとおり
1496(ishiguro=石黒さん)、331(san san ii=Ma San San Ei)と表現できます。

これも日本語の面白さの一つといえるでしょう。同じようなものがミャンマー語にもあったら教えてくださいね。



補講
数字 数字に当てはまる音
0 zero,rei,re,maru,wa,maru(0を丸と見る)
1 ichi,i,hito
2 ni,fu,futa
3 san,sa,mi,mitsu
4 yon,yo,shi
5 go,i,itsu
6 roku,ro,mu,mutsu
7 nana,na,shichi
8 hachi,yattsu,yatsu,ya
9 kyuu,ku,kokonotsu,koko
10 juu,toh,ji,to

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第2講 パン食なのに米の国? ~ 漢字で書く国名

 前回に引き続き、日本語の教科書(注:日本語学習用の教科書のこと)の中や、普段の生活ではあまり見かけない日本語についての話をしたいと思います。

 最近、知り合いの日本人から「ミャンマーって、漢字で『緬(men)』って書くんですね。」と言われたことがありました。確かに、日本とミャンマーのことを「日緬(nichimen)」と書きます。
 ミャンマーは漢字では「緬甸(menden)」と書きます。ただしこれは中国語の読み方に近いです。

 カタカナを勉強したことのある方は、外国名は基本的にカタカナで書くと教わったと思いますが、実は漢字圏以外の国名や都市名を漢字で表記することがあるのです。
 その昔、数百年前、日本が外国からのモノ・言葉・知識などを入れるようになったとき、それらの発音に、漢字の意味ではなく音を当てはめたのです。

 例えば、アメリカは「亜米利加」と書きます。「亜」はaと読み、「米」はme、「利」はri、「加」はkaと読むことができる漢字です。それで、マスメディアなどの中では省略して「米(bei=rice)」と書きます。
 それからイギリスは「英吉利」と書き、「英」をi、「吉」をgi、「利」をriと読むということにしています。本当は「英」と「吉」はこういう読み方をしないのですが、音が似ているという理由で、強引にこの漢字の音を当てはめたのですね。そしてマスメディアなどでは「英(ei=excellent)」と書きます。だから「English(langrage)」は「英語」というのですね。
 また、中には「新西蘭土(New Zealand)」のように、読みだけではなく漢字の意味「新=shin=新しい=new」を使って読ませたものもあります。
 今では、外国語の発音に簡単にカタカナを当てはめるだけのものですが、昔の日本人はそれを決めるまでに色々と苦労した様ですね。

 さて、その他の国名の表記にはどんなものがあるのでしょう。

仏教国でもないのに「仏(futsu= Buddha)」とはフランス(仏蘭西)のこと。それから…

泰(タイ)
印度(インド)
亜細亜(アジア)
氷島(アイスランド)←これは音ではなく意味であてはめました!
紐育(ニューヨーク)

 …などなど、ここには紹介しきれないほど、まだたくさんの読み方があります。興味のある人はぜひ調べてみてくださいね。

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